Grabに変わる!?配車アプリ『inDriver』を使ってみた!&ドライバーにいろいろ聞いてみた!inフィリピン
セブ歴が長い人なら周知の事実なんですが、過去にはここフィリピンではUberも使うことができたんです。
Uberが撤退してからはGrab一強。
ここ最近は時間帯によっては白いタクシーの3倍近く値段が跳ね上がることも。
そんなセブに新しい配車アプリが入ってきて使えるようになったので使ってみました。
*マニラでも使えた!と教えてもらいました。
✔︎IndriverとGrabの違いってなに?
基本的な使い方はほとんど変わりありませんが、大きく違うのが値段をお客さんが決められることです。
『Ayalaまで行きたいんだけど300ペソで行ってくれるドライバーいますか?』こんなことができるんです。
タクシーが捕まらずに帰られなくなることも多々あるのがフィリピン。
とくに雨季になるとスコールが降るのでバイクタクシーも捕まえずらかったり。
ジプニーは蒸し風呂状態になるし・・・・
まあそして、家にまで帰れない事態に陥ってるだけども、プラス500ペソだすから即呼べるとかにしてくれんかな。。。。 pic.twitter.com/UFyK5UQ6jZ
— Mizuho@2/27-3/11 Japan (@meeme0033) December 12, 2019
こんなことをツイートしていた私にとっては『素晴らしいアプリ!』と早速使ってみることにしました。
✔︎早速使ってみたよ!
Grab同様、ピックアップポイントとドロップポイントを設定します。
すると、だいたいこの時間で渋滞状況なら『304ペソぐらいがオススメだよ』とリコメンドしてくれます
これ以上、高く設定もできるし低く設定もできます。
Ride Requestを押して、私の条件で乗せてくれるドライバーを探してくれます。
そして、これが結構面白いなーと思ったのが『希望のタクシー代を10ペソ単位で変更できる』ことです。
なかなか捕まらないときは条件が悪いのかもしれないので『+10ペソ』を押すとタクシー代が変更されます。
その後、ドライバーが見つかると『314ペソでオファーを受けるドライバーがいますが、この人に決めますか?』的な画面が表示されます。
ここでも面白いのが、ドライバーから『350ペソなら行ってやるけど、どう?』とくるときもあります。
15秒ぐらい時間が与えられてアクセプトしないとキャンセルになります。
ちなみに、12/31カウントダウンが終わったあとマルコポーロからHowdyまで帰るにの全くタクシーが捕まらずIndriverを利用しました。
通常だと200ペソで帰れるところを500ペソでオファーしたところ650ペソなら行ってやってもいいよとオファーがきたので、お願いしました・・・・笑 3倍・・・
まあ、まったく捕まらないストレスに比べると良いかなぁという感じ。
✔︎こうなればもっと嬉しい!
・APP上でメッセのやりとり。
現状は、ドライバーの電話番号が表示されて電話できるだけっぽいです。
・現金以外の支払い方法
クレカで支払えるようになればGOOD!
・地図の性能がちょっと甘い。
有名なスポットを入れてもリストに出てこないことも・・・
GoogleMapから情報を引っ張ってくれるようになるともっと良い!けどたぶん、ないでしょう。
✔︎車内でドライバーさんにいろいろ聞いてみたよ!
・Indrive以外に使ってる配車アプリある??
『Grab』と『Indriver』使ってるよ。
・手数料はそれぞれいくら?
Grabが20パーセント、Indriverはゼロだよ。
・ゼロってすごいね!みんなIndriverのドライバーになるんじゃない?
これは期間限定で、今フィリピン政府へ手数料を取っても良いようにプロセス中。
だいたい6ヶ月ぐらいかなって言ってたのが2019年11月ごろ。
今は手数料が取られないからすごいラッキーだよ。
・手数料はいくらぐらいになるか知ってる?
Indriverは正確な数字については全く言ってない。Grabより少ない手数料になることを願ってるよ。
・Indriverのドライバーになるためには何か講習とか必要?
特に必要ないけど、オンライン上で必要な書類を提出する必要があるよ。ドライバーライセンスや車の保険関係とか。
僕の場合は3日ぐらいで許可がでたよ。
・なんかIndriverに関する情報持ってる?
そういえば、前ロシアのお客さんを乗せたんだけど、ロシアでは7−8年前からこのアプリがあるって言ってたよ。
しらべてみるとロシア発のアプリでした。
参照記事:RUSSIAN BASED RIDE-HAILING SERVICE, INDRIVER LAUNCHES IN AFRICA
✔︎まとめ
いろんな書類を会社に提出する必要があるそうなので、安全面はそれなりにあるかなぁという感じ。
もちろんレーティング機能(ドライバーの評価)もあるので、変なドライバーに当たることは少なそう。
使えるようになって2週間ぐらいたちますが、手数料が0パーセント効果なのかドライバーが増えているのがわかります。
手数料がゼロな分、Grabより安い値段でオファーを出してもOKしてくれるドライバーがいるかもしれませんね。
今後、GrabとIndriverが競争してくれてるとお客さんとしてもより使いやすいサービスとなるでしょう。
この記事を書いた人
Mizuho Fukuda
マーケティング マネージャー