愛用メガネが壊れたので部品を探す旅に出てみた話。inフィリピン
私はよくメガネをつけたり、外したりする。
ズってきて面倒だから、必要な時以外は襟元にメガネをかけてる。
決してイキっているわけではない。
先日カフェで読書をしていてときの話。
ふとメガネをかけようと、手をかけたときに気がついた。
ない。片方ない。
こんなことってあるのか?
コンタクトレンズも持っておらず、この後は初めてフィリピンでできたお友達にオーバー30の会にお呼ばれしている。
どうしよう。まあどうしようもないので裸眼でフィリピンの街に繰り出す。
まったく見えない。びっくりするぐらい見えない。
オーバーサーティの会で、初めましての人が4人いたんだけど全然顔が見えない。
途中から、片方のパッドがないメガネをかけていたのは私だけの秘密です。
コンタクトレンズは目が疲れるので極力つけたくない。
メガネを直す必要がある。しかしこれはRayBanのメガネ。ブランド品の偽物販売に精を出しているフィリピンで正規品の取り扱い店はあるのか?という不安がかけめぐる。
ということで我らがHowdyのレセプショニスト(フィリピン人)から情報収集を試みる。
メガネが壊れたんだけど(現物見せながら)、どこか修理できるとこ知ってる??
ネッシー『わぁ!どうしたの!?なにこれwやばいw なんで片方だけないの?どこで?メガネないと不便じゃない?』
など永遠に質問攻めにされて、こちらが欲しい情報は得られず。笑
Howdyの中ボス的存在のRyoheiさんに聞いてみる。RyoheiさんとはHowdyの窓口であり、彼がいない限り学校は回らないのだ。(ちなみにこの3年で15キロ太った)
なんでもJモールにメガネ屋さんがあるらしいので、行ってみることに。
Jモールとは学校からタクシーで10〜15分程度の位置にある中型のモール。
ジプニーで8ペソ(約17円)で行けるので、ジプニーに乗って向かう。
しかしJモールにはなんども足を運んでいるが、メガネ屋なんてあったけ?と疑心暗鬼になる。
人間、必要のないものは情報が入ってこないんだろう。
総合案内のお姉さんにメガネ屋さんの位置を聞いて、向かう。
あった。メインの通りにあった。ただ、絶対にレイバンの純正は持ってなさそうな雰囲気。笑
でも無理やりにでも、つけてくるのがフィリピンクオリティ。
案の定、正規品はなく、在庫から1つ出してきて、これならいけるっしょ的な感じに。
ここでいくらになる?と聞くと150ペソ(約320円)。
まったく悪くない。
ただ純正品じゃないのが、うーん。という感じ。
私は思い込みが激しい方だが、純正品じゃないと性能が落ちるんではないかと思っていた。
ちなみにこのあと真後ろのお店で強盗があったらしい。少し間違えば強盗事件に遭遇していたところである。
Jセンターモールで強盗事件発生のようです!
いつも使ってる両替所なんだが、、
クリスマス前は治安悪化しやすいとはいえ、モールの中でこんな強引な事件はセブ来てから初かも。
セブにいる方ご用心下さい。 pic.twitter.com/CzNlaSyuXW— りょうへい 【セブ島のweb屋】 (@ryohei_z) October 19, 2019
なんでも犯人確保のためJモールは封鎖されて、お客さんは外に出られなかったらしい。
クリスマスが近いこの時期は、こういった事件が頻発するので学生さんは特に気をつけてほしい。
(月にberが付くのは、クリスマスという謎ルールがあるフィリピン。September、Novemberなど。9月からクリスマスムードになり、いろんなところでクリスマスツリーを見ることができるよ。)
そしてSMcityに向かい、百貨店エリア的な場所にあるレイバンブースに向かう。
結構お客さんがいたので20分ほど待ってから、この部品あるかな?と聞いてみるもナイとのこと。
向こうのメガネ屋さんに行ってみたら?とモールのメガネ屋を教えてもらう。
親切なフィリピン人だ!
教えてもらったのがここ。
しかしここでも、純正品の取り扱いなしとのこと。なるほど・・・
来月には日本に帰るからその時でもいいかなー。
それまでは応急処置としてメガネ買うのもありだなと、考えながら歩いているとメガネ屋を発見。
日本にもあるよくある形態で、シールの色でメガネの値段が変わるやつ。
一番安いやつで995ペソ(約2000円)。高いのだと3495ペソ(約7000円)
しかし安いやつは、本当にちゃっちい。うーん。7000円かぁ。悩みに悩む。
7000円といえば、こちらでは大金。
最低賃金(日給)が800円ほどの国で7000円は大金。
ということで当初のJモールで150ペソ(約300円)の部品で一旦乗り切ることに。
Jモールで『やっぱり部品交換して』とお願いする。
5分ほどで取り替えてくれた。手際が良い。
お会計は170ペソと言われる。
いやいや、昨日150ペソって言ったじゃん。
フィリピンでは外国人=お金持ちの図式があり、ちょっとぐらいぼったくってもいいじゃないという心理があるらしく、あらゆる場所でぼったくろうとしてくる。
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個人的は、そういったことはせずにサービスをしてくれた人にチップをはずもうという気になる。
ぼってこようとしたら逆効果だボォケと思いながら、きっちりと端数までお釣りを請求する。
そうじゃない場合、『お釣りはチップとして取っておいて』とあげる。
ということで、え?昨日150ペソって言ってたじゃん。と伝えると
『ネジ代でプラス20ペソだよ』
ほんとかよ?
こういう時は最後にレシートくれと言うのがよし。もしポッケにインしようとしていてもレシートだすとお店の売り上げになるからね。(そこまできっちり管理しているのかは謎ですが)
出来上がりはこんな感じ。純正品と比べるとだいぶ安っぽさがあるけど、まあOKでしょう。
そしてびっくりなんだが、ゴムでできているので、純正品のプラスチックと比べて、まったくずれない。
すごい。なんだったら純正品より使いやすから、日本帰っても交換しなくてもいいかな。
結論、フィリピンでメガネが壊れてもなんとかなる!!
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この記事を書いた人
Mizuho Fukuda
マーケティング マネージャー