セブ島で留学生のピックアップサービスを立ち上げた理由はインターンの環境改善。
いつもはフィリピンの情報とか英語の使い方などについてブログを書くことが多いのですが、今回はHowdyが立ち上げた『留学生のピックアップサービス』についてお話したいと思います。
どうしてこのサービスを立ち上げたのか、これからどうしたいのかなどについて書いていきます。
✔︎『留学生のピックアップサービス』ってなに?
セブ島に住んでいる人なら、あっなんとなくわかるよ。って思ってもらえると思うんですが、各語学学校の代わりに空港に行って留学生をピックアップして各語学学校に送り届けるサービスです。
なぜこのサービスを立ち上げたかというと、『非効率なピックアップが繰り返されて、セブ島のインターンすタッフが疲弊しているから』です。
毎週日曜日になると各語学学校が自分たちの学校の生徒を迎えに空港に集結します。
1つのフライトに対して、複数の語学学校の生徒が乗っています。
まだ大きい学校で1つのフライトに対して5〜10名乗っているよってところならいいんですが、小〜中型の学校であれば、1〜3人なんてことも少なくありません。
そんな学校たちが同じフライトめがけて、”お迎え”に来てくれます。
✔︎ピックアップ料って?
だいたい2つのパータンがあると思います。
・日曜日のピックアップ無料、土曜日は2,000ペソ
・日曜日のピックアップ1,000ペソ、土曜日は2,000ペソ
あとは深夜料金で+いくらとか
などです。
例えば1人だけお迎えに行く場合、セブ市内(ITパーク付近)からタクシーで空港まで往復をするとタクシー料金は600ペソぐらいでしょうか。
最低でもこれぐらいはかかります。
2人ならタクシーで間に合うのですが、3人になるとタクシーでは間に合わないので大きい車を使う必要があります。
レンタル料金でいうと2時間で800-1000ペソぐらいです。
なので大体1人500ペソぐらいは最低でも経費としてかかってくるわけです。
ただしここにはスタッフの人件費は含まれていません。
とすると、1人800ペソ−1,000ペソぐらいはピックアップをするのにかかってくる感じですね。
無料とうたっている学校も、授業料にインクルしているだけです。
✔︎はたしてピックアップの業務で得られるものとは?
やまひろさんも仰る通り、個人的には何もないと思っています。
https://twitter.com/HirotakaYamaoka/status/1207849853885091841
またピックアップに行っているインターンスタッフ/学校スタッフの疲弊もすごいと考えています。
フライトが大幅に遅れたり、早まったりする可能性があるので、たとえたった1つのフライト担当だとしても4時間程度は潰れます。
だって、もしものためにどこもいけないですからね。
学校によっては”お小遣い”と称してお金を渡している学校もあるそうです。
✔︎そもそもインターンって何しにセブにきてるの?
『費用をかけずに留学したい』というのが一番の理由でしょう。
個人的には英語を学ぶために留学するにはこのような図式があてはまると思っています。
インプット × アウトプット =英語の伸び
これってすごい重要です。
そもそも授業中にインプットをする人は英語力伸びないのですが・・・
アウトプットの場所が”授業だけ”というのは本当にもったいないです。
いろいろなところに出かけて(できれば1人で)いろんな失敗をして、さまざまな文化に触れて、英語力を身につけていきます。
文化的な背景を知ることで英語力も上がっていきます。
一流ホテルにお金がなくて泊まれなくても、ロビーでお茶をすればネイティブみたいな発音のスタッフに出会ってびっくりするかもしれません。
ところがインターンは土日も送迎に駆り出されて、なかなか遠出もできません。
果たしてそんな環境で本当に英語力は伸びるのでしょうか?またセブに来た意味はあるのでしょうか?
✔︎インターンの環境を変えたい、という思いから始まったサービス。
私たちが、このサービスを立ち上げたのには『セブ島にきたからこそ得られる体験』をしてほしいというのがあったからです。
最近だと、インターンが終わって翌日の朝便で日本に帰るインターンも多くて個人的には『なんだかなー』という気がずっとしていました。
せっかくセブにきたんだからいろんなところ行っておいでよ!
それが、その子の人生経験にもなるし成長にもつながるし英語力向上にもつながる。
そんなセブ島インターンを提供できたらいいなと思っています。
私たちは現在日曜日だけのサービス展開ですが土曜日も対応できるように社内の体制を整えています。
もっともっと、働きやすい環境をインターンに。最高の思い出・経験にしてほしいから。
私たちと一緒に学校の運営や新規事業開発の経験をしてみませんか?
最近は、ほぼ毎日応募がある状態ですごく倍率が高くなってしまっているので申し訳ないのですが一緒にセブ島で”いろんな経験”をしたい人を募集しています。
ぜひこちらから応募ください。
この記事を書いた人
Mizuho Fukuda
マーケティング マネージャー