英語を駆使して何を話して行こうか?“身に付けた英語会話力で一歩外に出て自信をもって自己表現、社会問題にも目を向けて”~尾道東高校~
広島県立尾道東高等学校
期間:2週間
学校としては3回目の2週間英語研修でいらした尾道東高校の生徒さんと一緒に倉田校長先生も3日間Howdyに滞在。2回目となる滞在でしたが、過去2回の英語研修での手応え、今後の新たな取り組みへのお考え、思いを熱く語っていただきました。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]Howdy English Academy職員の松岡です。よろしくお願いいたします。倉田校長先生は昨年に引き続き今回は2回目ということでございますが、尾道東高校としては校長先生が赴任された2016年が第1回目で今年が3回目のHowdyでの英語研修ですね。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]2016年が最初でその時の参加者は9名。昨年が28名と記憶しております。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]今回は校長先生と41名の生徒様にいらしていただきました。年々数が増えてきておりますが、Howdyでの英語研修をご希望される生徒様全員がいらっしゃるということでございましょうか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]今回でいえば、1年生が35名、2年生が6名ですね。6名の内3名は去年もHowdyに来ています。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]軌道に乗って来たこともあり、今は次年度の中学生を本校に募集するにあたり、オープンスクールとか学校説明会で、又、私が50校ぐらいの中学校を回って学校説明、学校の特色などをアナウンスする中でHowdy留学についても情報発信をしております。4月の入学後に話をするのでは申し込みのタイミング的に遅くなるからです。 高校入試が終わり、合格者向けの3月下旬の説明会で事前に改めて説明をしておき、興味のある生徒には入学式くらいまでには希望を出していただいています。今年の例では興味を示した生徒が当初50名程度いましたが、最終的に実際参加希望者が41名となりました。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]倍々で増えてきておりますが、2016年、17年とHowdy留学経験された生徒さんが戻られてから在校生徒さんたちにお話をされるということも一つの理由でしょうか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]そういったこともあると思いますが、それとは別に当校では中学3年生に対してHowdy留学も含め、尾道東高校は“一歩外に踏み出して行こう!チャレンジして行こう!”というメニューを用意しているということを発信していることが大きいと思います。従って、最初からセブ島留学をしたいという気持ちで入学してきている生徒が増えてきているということがかなり大きいと思います。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]セブ島での英語留学は今、日本では多く紹介されていますね。Howdyもテレビで取り上げられたこともございますし、 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]広島県の教育委員会では今、知事の意向もあり、こう言ったこと(海外研修)に熱心に取り組んでおり、大変力を入れてきております。ですから、広島県教育委員会で計画しているセブ島研修というものはあるのですが、本校の場合はHowdyさんとの関係がかなり密になってきており、又、大変良いメニューを提供していただいておりますので、こちらの方でお世話に成っております。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]ありがとうございます。Howdyで英語研修された生徒様達が日本に戻られて、英語のみならず日々の学校生活においても、いらっしゃる前と戻られたあとで、“変わったな”と思われる、お気づきになることはございますか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]そうですね、タンパス博士もよく仰っていますが、やはり、“自信をもって話す”ということ、しゃべるときに“コンフィデンス”と言いましょうか、そういう意味ではかなり物おじせずに話しをしようという意識は高まって来ているな、と感じます。もちろん、ここ(Howdy)で学んだこと経験したことを生かすには日本での授業が大事なわけで、それを継続していますので、意味のあるものになっていると思います。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]はい、御校も“自主・自律”ということがございますね。やはり、“自ら外に出て行く”ということ。当校でのマンツーマンクラスでもやはり、自分を表現していかなくてはいけないということもございますし、よく学ばれているかなと感じます。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]グループクラスですと7人いますから、ちょっと“ぼや〜っ”とできますが、 マンツーマンはハードでしょうね。逃げ場がないですからね。自ら発信をしていかなければいけませんから。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]やはり、グループクラスで少し気が抜ける、というかリラックスできる時がないと、しんどいですしね。話が前後して恐縮ですが、今回英語研修にいらした生徒様達に“こう言ったことを経験してほしい”といったことが何か特別にございますか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]そうですね、もちろん、こちらで英語を習って、例えば、(文法が)間違っていても自信を持って話をすることが出来るような“態度”を身に付けることが一番なのですが、それだけではなく、今回初めて“Go Share”さんとの関わりを通して“社会的な問題”について勉強させていただく機会をいただきましたが,このような学びが大切だと思います。本校は現在、国連に加盟しているほとんどの国が共通して取り組んでいる“持続可能な開発目標、エスディージーズ(SDGs)”を意識した取り組みを特に2年生でやっています。どの生徒も“水”を大きなテーマにしていろいろな国の状況を調べています。 水問題に対して自分達で考え、4クラス(160名)は10月に東京方面の約30の大使館へ行き、大使館職員に対してSDGsの視点に立って調べたことをプレゼンする。1クラス(国際教養コース40名)は10月に姉妹校のカナダの高校でプレゼンする。こういう取り組みをしています。使えるようになった英語でそういった“社会問題等に対しても関心を持って議論をできるような人間をつくりたい”という大きなゴールがあります。只々、日常会話的な英語が話せるというだけではなく、英語を使ってそのような問題に関わらせたい。今回はこれまでになかったメニューで行っています。そこが、大きいと思います。 今までも、今回もアイランドホッピングをメニューには入れておりません。今回は社会性の高い活動を取り入れました。Go Shareさんが行っている“Cloth to you”ですか、今回、生徒たちは“古着”を持って来ていて、それを寄贈させていただきます。一日掛かりになりますが、実際にそれを扱っている現場を訪問したり、今後はそういったことを行っていきたいと考えています。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]Howdyもその活動には参加させ頂いており、毎週退寮される生徒様から寄贈された“衣類”などをGo Shareさんへ託しております。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]今回は少し南にあるCar Carという市の,フェアートレードの製品を作っているところに行きます。そのようなことをこれから少しずつ増やしていければいいなと、考えています。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]校長先生はご専門が地理ということで日本に限らず世界の地理及び社会といったことを専門とされていらっしゃると聞いております。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]はいそうです。生徒たちも社会問題については知らないだけで、何らかのきっかけで知るようになれば興味を持つ子供たちも結構いると思います。今回も希望としては地元の高校との交流もしたいと思っていたのですが、セブの学校システム変更があったみたいで丁度休みになってしまったようです。ですから、将来的には可能であれば、地元高校を訪問し生徒同士の直接交流もできればと考えています。生徒たちはそういった直接交流ができると、大人よりもあっという間につながりますからね。大人の感覚ではないような速さでつながることができます。フィリピンでそのようなことが出来ればいいな、と思っているところです。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]倉田校長先生は3泊4日でお帰りになられ、生徒様だけとなりますが、ご心配になられますね。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]Howdyさんを信頼して生徒たちを預けさせていただいていますので,心配しておりません。初年度の16年8月にはこういったプログラムを専門に行っている英語教員がHowdyさんを訪問し、Tampus博士、中川代表とお話をさせていただき、“Howdyさんなら大丈夫”との判断で同年10月に第一回目の研修をスタートさせていただきました。私も自信を持って、安心感を持って保護者へも説明できるよう、昨年,今年と,短期でもお邪魔させていただいているわけです。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]ありがとうございます。当校での英語研修も又、来年以降も続けていただけると存じますが、当校としても万全を尽くして生徒様へのサポートをさせていただきます。本日はお忙しい中、いろいろなお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。来年以降も何卒よろしくお願いいたします。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kurata.jpg” name=倉田校長]来年以降も継続していきたいと思います。よろしくお願いします[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”tom3.jpg” name=Tom]ありがとうございました。 [/speech_bubble]
- インタビューを終えて
- 近い将来、尾道東高校生に国際社会でも通じる、活躍できる人間になってほしい、そのための土台作り。社会問題にも目を向け自信をもって自己表現をしていく、その為の英語研修と経験をここセブで!いう倉田校長先生の熱意がすごく伝わって来たインタビューでした。最終ゴールに向かって今年から、来年、そして、その先までの目標をまだまだ、お持ちと推察いたします。一歩一歩着実に進まれて行かれることを願っております。
この記事のインタビューアー
Tom
–学校職員–
アクティブシニアインターンを経て、現在は職員として生徒様サポートに熱中