get a pill / take a pill ? get と takeの違いって?正しい使い方は?
今日はずっと気になっていた、get / got と take / took の違いについて説明します。
めっちゃ似てますよね・・・。
いろいろ調べると間違ったtake の使い方をすると『えっ?』っと引かれるので注意しましょう。
プチチャレンジもあるので、試してみてね!
✔︎get / got の基本的な理解
et / got というのは『誰かがアナタへ何かを与える受け身的なシチュエーション』を表すときに使用します。
ポイントは”アナタ以外に違う人が出てくること”です。
ちょっとわかりづらいですね。笑
例えば、ただ座っていて何もせず、ボーっとしているとします。
すると友達がアナタにミルクのむ?と聞きながら目の前にグラスを差し出したとします。
このような状態で、”ミルクを取った” get/gotです。
✔︎take / took の基本的な理解
take / tookというのは『アナタ1人だけが何かアクションを起こすシチュエーション』を表すときに使用します。
なので何かアイテムを自ら取る/取ったときに使います。
目の前にある文房具セットからハサミ一つを取ったとき、このような時はtake / tookです。
✔︎このシチュエーションならどっち?
アナタは今教室で座っています。
教科書を読んでいると、前に座っている友達が声をかけてきました。
『アナタの足元に落ちているペンってアナタのじゃない?』
それはアナタのペンでした。なのでアナタはペンを get or take します。
さてどちらが正解でしょうか?
takeです。
ぼーと座っていて、友達が目の前にペンを置いてくれた状態であればgetですね。
なんとなく、わかりますか?
✔︎では I got a pen. / I took a pen. の違いはイメージつきますか?
どんな意味の違いがあるのか見てみましょう。
① I got a pen.
これは、だれかがペンをアナタに与えたときに使えます。
目の前までペンを持ってきて、はいっと手渡して与えられた感じです。
② I took a pen.
こちらの文章を使うときは少し注意が必要です。
もし許可なくtookするとStealing(盗んだ)という意味になります。
他の人の筆箱からペンを盗んだってことになります。
友人が目の前まで持ってきて、はい。これ貸してあげるね!と言われて『自分で取った場合』は友達の許可があるので”取った”意味でOKです。
もしくは、友人が貸してあげるね。隣の部屋にあるから取っていいよ。と言われて自分で取った場合は許可があるので”取った”意味でOKです。
Tookは2つの意味を持つので注意が必要が必要です。
新しい車を買ったと言う意味で I took a new car. て言うと『えっ車盗んだの?』って思われちゃうので気をつけてください。
I got a new car. が正解です。
✔︎ではこれからあげる単語は get / take のどちらでしょうか?
- 『a cold 』風邪
- 『a flyer』チラシ
- 『a raise』昇給
- 『my pills』薬
✔︎ *正解はこちら*
『a cold 』風邪 I got a cold.
風邪は自分1人で取れるものでしょうか?
普通に考えると誰かがもっているウィルスを”与えらる”んですよね。
『a flyer』チラシ I took / got a flyer.
シチュエーションによって使いわけます。
たとえば道を歩いていてポケットティッシュと一緒にチラシを配っている人いますよね。
これは誰かが与えているものを自分で取りに行っているので、 I got a flyer.
逆に、カウンターに置いてあるショッピングモールの案内チラシを自分から取りに行った場合は、I took a flyer. になります。
『a raise』昇給 I got a raise.
アナタのボスがお給料を上げてくれたのを、アナタが掴み取ったので get / gotを使います。
『my pills』薬 I took my pills
お医者さんが処方してくれたので、getかな?と思いますが薬を飲むシチュエーションを考えてみてください。
食事のあとカバンをガサガサして”自分で”薬を取り出して飲みますよね。
目の前にお医者さんが来て、口の中に毎回入れてくれないですよね。
なので take / took です。
✔︎ まとめ
誰かが、何かしてくれてる受動的な表現は『get/got』。
自分で何かする行動は『take/took』。
ガラケーの時代、メールが届いたらディスプレイに『I got a mail!』って流れましたよね。古い?w
誰かがアナタに送って(与えた)のでgot を使っています。
今日から意識して使ってみてね!
この記事を書いた人
Mizuho Fukuda
マーケティング マネージャー