高校生の初めてのセブ英語留学。緊張と不安でホームシックにもなったけれど、最後は「帰りたくない!!」

高校2年生の初めての英語留学。

この笑顔からは不安も緊張も感じられませよね?

何を思ってHowdyに来て、どんな思い出を日本に持って帰るのか。
カルミネーション(卒業式)前に実施されるテストの後に聞いてみました!

———テストお疲れさまでした~。

ありがとうございまーす!お疲れさまです!終わりました!

———いい笑顔ですね~。その顔は手応えあったのかな?

いや全然(笑)。 だけど、入学式あとに受けた最初のテストより、全然簡単だった!

———それは、手応えあったんでは。笑 テストが簡単だったのか、Soraさんの語学力があがったのか、どっちかな?

それは私が慣れたからです!なんて言ったって、すっごく楽しかったから!

- ここから助けて! -

———最初に空港にお迎えに行った時、顔が強張ったままでしたね。

あんまりしゃべらないので大丈夫かなと、少し心配になりました。笑

緊張と疲れでヘトヘトだったんです。笑
飛行機が着陸する時に見える建物の作りが日本と違うし、飛行機を降りた瞬間に感じる空気は違うし、
空港から出た瞬間、いーっぱい人がいて、もう 大・混・乱 ですよ。笑

——–最初の週は、食も細かったみたいだし。

はい。ほとんど喉を通らなかったです。夜も寝られないし、朝も早くに起きてしまうし。
先生は優しいんだけど、言葉はわからないし、英語だらけで、何が何だかわからない。
私これからどうなるんだろうって。笑

——–追いつめられてたね。寝られないのはつらかったよね。

はい。朝も夜も、日本の友達や親に電話をかけてました。生まれてはじめての寂しさと、モヤモヤと、伝えたいけど言葉に出来ない苦しさと、
申し訳なさとで、グチャグチャになって、毎日友達に「たすけて!」って電話してました。笑

——–たすけて笑 お友達びっくりしたでしょう?どんなところに行ってんだって。笑

地元の友達も、ちょうど寮に入ったばかりで、お互いホームシックだったので、はげましあってたんです。
それと、お母さんが「すぐ帰ってこれる場所じゃないでしょう。泣いてもいいからやった方がいいよ。部屋にいてもかわらないから、わからなくてもいいから、
授業を受けなさい」って言ってたから、がんばって授業も出てました。

- 自分だけじゃないんだ -

——–今の表情を見てると、あの時はほんとに緊張してたんだなぁって思います。

先生たちにSoraはシャイだって、よく言われてました。でも実はそんなこと全然なくて、地元の友達に見られたら笑われちゃうくらい性格が違った。笑

——-その後くらいかな、旅行に出かけてましたよね?

ちょうど2週間目です。実は、行くのを迷ってたんです。
まだ環境に慣れていなかったし、あまり話したことない人もいたから、行っていいのかなぁって・・。

——-行ってどうだった?

楽しかったーーーーー!!!
もうね、すごい楽しかったんです。ホテルもフィリピン料理も今まで見たことがないし、一緒に行った人たちとずっと笑ってました。

——-うん。キラキラした笑顔で帰ってきたから、楽しかったんだろうなって思いました。

楽しかったのもあるけど、色々吹っ切れたんです。
一緒に旅行に行った人たちは、みんなある程度英語をしゃべることが出来る人たちなんで、取り残されちゃうかって不安だったんですけど、
一人のお兄さんが「大丈夫やって。おれもしゃべれんよ。難しいよな。」って言ってくれて、
自分だけじゃないんだって気持ちがすっごく楽になったんです。
うん。私もやろう!来週からレッスンがんばろう!って思ったんです。だけど・・

- 「How much?」 -

日曜日の夜に帰ってきて、その時はなんてことなかったんですけど、次の日にあれ、おかしいな?って・・

——–うん。気が付いたら、Soraさんは学校内の医務室のベットにいましたね。

頭はガンガン痛いし、咳は出るし、腕の関節とか足の関節とか痛くて痛くて、地元でもこんなに体中痛いことはなかったです。
アドバイザー(担任の先生)が枕元にやってきて、心配そうにしてるのも申し訳なくって。

——–そういえば。先生が体温計を指さして「How much?」と言ってきたのがびっくりしました。
ええ?体温計がいくら!??こんな時に???って思いつつ I don‘t know と答えたけど、先生が何度も「How much?」と繰り返すから、
ベットに横たわって辛そうなSoraさんと目を合わせて困惑しましたね。笑
体温計は医務室にあったもんや。値段なんか知らん!って笑

朦朧としてるし、意味がよくわかんなくて、???と頭にはてなマークが飛んでました。笑

——–結局、それは先生の間違いで、体温は何度なんだって聞きたかったみたいなので「 What`s your temperature? 」が正解ですね。笑

その言葉、もう忘れません。笑
その後、熱が上がって来たので、本当は行きたくなかったんですけど、病院に行くことになりました。

——–移動のタクシーの中でもつらそうでしたね。

病院についても、日本と雰囲気違うし、ぐったりしたいけどぐったりできない。せっかくこれからやろう!って思ってた時に、体調崩して、ベッドから起き上がるのもつらい。
なんで?なんで?なんで???って思ってました。
結局、病院でもらった薬で、完治するのに1週間かかりました。

- 「次はいつ来ようか」 -

——–最後の週になってどんな風に過ごしてますか?

体調が戻ってから、元気に授業受けてますよ!新しい言葉を覚えるのは楽しいし、授業後は目の前のモール(インシュラースクエア)でやってるズンバに参加したり。
Howdyのごはんはおいしいし、ローカルで食べに行くフィリピンフードは、沖縄料理に近いからあんまり違和感ないし、帰りたくなーい!

——–もうホームシックはなくなったようですね。

次はいつ来ようかって思ってます。地元の友達も連れて来たいな!
今にして思えば、辛かった最初の一週間があったからこそ、今の自分があるし、まわりに知っている人がいない環境で少しは強くなれたと思います!

——–最後に何か一言!

!フィリピン留学に来るならHowdy!

——–ありがとう! 待ってます!

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