逃げ場のないMan to Man授業。出来ない自分を認めることで更なる成長へ。 ~桜丘中学高等学校~

現在Howdyに留学中の桜丘高校の内田副教頭先生が4日間Howdyに滞在。当校のAcademic Headであるタンポス博士(Dr. Tampus)・General Managerである中川氏と面談をし、教育に関する意見を交換されました。桜丘高校の生徒がセブ島留学をするようになった経緯・背景について、内田副教頭先生ご自身の留学経験も併せてお伺いしました。

桜丘高等学校 内田副教頭先生

≪なぜ欧米ではなくフィリピンでの留学なのか≫

Q.フィリピン、セブでの語学研修が実施されることになった経緯を教えて頂けますでしょうか?

A. 4年前に我々校内の英語科の教員の中で、受験英語中心からコミュニケーション能力を高める英語を意識させなければいけないという議論の中で、Howdyさんのようなセブの語学学校(複数)に来させていただく機会がありました。セブにしようと思ったポイントが、先生たちの人懐っこさとかわいさですね。
英語がビギナーの日本の高校生にとっては、あの笑顔やきちんと最後まで聞いてくれる姿勢というのは、欧米に留学に行くよりは良い練習になると思うのです。全部拾ってくれるんですよね。僕が自分自身の留学の時に、一生懸命考えた英語が、青い目の白人に「Ah?」と言われて結構へこんだ記憶がありますね。

Q.確かにフィリピンの先生方は廊下で会うと必ず挨拶をしてくれて、名前もすぐ憶えてくれるので親近感がありますね。

A.そうですね。一生懸命さも感じましたし、桜丘の生徒に合うだろうなと思いました。

Q.そうなんですね。差支えなければ内田先生はどちらに留学されていたのかお伺いしてもよろしいですか?

A.カナダのビクトリアです。

Q.私もビクトリアに以前留学していたことがあります!


≪どのような社会でも通用する、人間性の育成≫

Q.10週間の語学研修に生徒さんが参加されていますが、どういった経緯で生徒さんが選ばれたのでしょうか。
A.クリエイティブリーダーズクラス(CL)を3年前に立ち上げて、その2期生の2年生ですね。

Q.去年いらっしゃったのがCLの一期生ですね。
A.そうです。普通科の中で少しエッジを効かせています。クラスではネイティブの先生(NET)が副担任に入っていますね。ReadingのクラスはNETが担当、文法は日本人が担当しています。英検は3級レベルの子が多く入ってくるのですが、その子たちを必ず2級に合格させるクラスにしましょう、といった目標があります。(昨年、留学に来た一期生は全員が英検二級に合格、準一級に合格した生徒もいます。)TOEICやTOEFLのスコアを上げる目標の為に外部の方にも力を借りています。

Q.今回の10週間はクラス全員が来ていますね。みんな仲良しで、休み時間に外で遊んでるのをよく見ます。
A.この子たち全員が3年間同じクラスなので、わきまえているのだと思います。

Q.「協力し合ってやっているな」というのはすごく見ていて思います。今参加されている10名の生徒さんに、この語学研修を通じて生徒様にはどういったことを学んでほしいと考えていらっしゃいますか?
A.「倫理観・協働性・主体性」を持った人間に成長するきっかけをつかんでもらいたい。この三つは社会性を身に着けるCLクラスの基本として置いています。セブ島で過ごす10週間で多くのことに気づき、意識して学んでいけば、どこでも通用する人間になれると思っています。


桜丘高等学校 内田副教頭先生

≪伝えようとする姿勢が身に着くMan to Man授業≫

Q.昨日はアカデミックヘッドであるタンポス博士(Dr. Tampus)とお話されていましたが、彼女が考えるカリキュラムについてどう考えていらっしゃいますか?
A.Dr.の教育への思い、中川さんのHowdyへの思い、私の桜丘への思いなど幅広く意見交換をしていました。「子ども第一主義」を実践されていらっしゃり、また、最前線である現場の教員に対してきちんと教育をしなければいけないという言葉と具体的な行動に感銘を受けました。
フィリピンはもっと良くなっていくべきだし、良くなる段階に入りつつある国です。来るたびにこの国の成長を感じています。一人ひとりの意識がだんだんと高まり、「私がフィリピンを変える!」という風に教育界に対して風穴を開けようと思っていく人材が増えると良いですね。桜丘の生徒達にも志高くあって欲しいと思っています。

Q.授業を見学されましたか?フィリピン人の先生たちの指導方法や、授業の様子を見ていかがでしたか?
A.講師が一生懸命に話を聞こうとしてくれているので、子ども達は「伝えなきゃ!」と自然と思えるのでしょうね。ビギナーにとっては、点を増やすというか、記憶してから伝えるっていうのが多い。例えば、関係代名詞を覚えたら、それを使った文章を自分なりに作り、リピートして日本語の意味と一致させて頭の中で「この英語はこういう意味があるから」と反復させる。多分それは生きた言葉ではないのでしょうが、第二言語を話す上では必要な作業だと思います。その上で、どういう風に表現するかという時にMan to Manの授業だと逃げられないので、伝えようとする力に繋がるのかと思います。最終レベルとしては、「伝える英語」から「伝わる英語」に。まずは伝える英語の習得、そういった意味ではこちらの先生方はきちんと教えて下さり、ありがたいです。

Q.伝える英語から伝わる英語ですね。先日のHRで内田先生は生徒さんに現在までの留学生活の心境をお伺いされていましたが、それぞれに変化が見られて私も嬉しくなりました。
A.びっくりしました。言葉のチョイスとしてあれくらいしっかり発言できるのは大したものだなと。非常に心配していた生徒たちがこんなにも成長するとは想像できませんでした。

Q.私はグループクラスのとき生徒さんの隣の教室なのですが、結構笑い声も聞こえてきてます。英語でコミュニケーションがとれているんだなと思いました。
A.成長しましたね、日本にいたら実現できなかったと思います。


桜丘高等学校 内田副教頭先生

≪努力を重ねることが当たり前に≫

Q.現時点での生徒の様子・途中経過についてどのような変化が見られますか。
A.桜丘のホームページにも書きましたが、「出来ない自分」を受け入れるようになり、努力を重ねることが当たり前と全員が言えてしまう自己肯定感の向上、さらに、英語を手段として使っている姿、自主ルールを決めて行動している姿に成長を感じます。自身を受容したということが一番成長です。

Q.どんどん成長していきますね!
A.受け入れられるまでが長いのですが、受容しちゃえば人って成長するので。

Q.今もし内田先生が留学できる環境でしたら、フィリピンで受けてみたいと思われますか?
A.学生なら間違いなく受けますね!英語力が伸びることはここ数年で立証してきているので。自分の娘にもやらせたいくらいです。学生だったらもう一回ここからスタートしたいです。

Q.私もカナダの前に体験をしたかったです。グループレッスンのみだったので、内田先生のおっしゃる通り「誰かが答えてくれるんじゃないか」と思ってしまったり、分からないことがあっても言いづらい環境でした。

Q.空き時間は皆さん学校の前でバドミントンやバレーをよくやっています。あとは隣接しているモールでZUMBA(ラテンの音楽に合わせて踊るダンス)に参加してリフレッシュしているようです。
A. ZUMBAもやっているのですね!後で見に行きます。高校生はエネルギーがあるので、体も動かしてもらいたいですね。
ただ、Howdy外の安全面にはまだ不安はあります。その点で週末のアクティビティなども考えて滞在中のスケジュールを設定しています。

Q.未成年のうちは特に心配ですよね。
A. フィリピンの犯罪発生率を聞いてましたが、Howdyにいる限りは大丈夫だと思いました


桜丘高等学校 内田副教頭先生

≪居心地の良い環境での授業≫

Q.内田先生がHowdyに4日間滞在されて感じられたことを教えて下さい。

A.Dr.タンポスの教えが徹底されているというのが強みだと思います。朝のAssemblyなどをやっている学校は少ないのではないかなと思います。モチベーションを高めるためには、一人一人の背景をきちんと探りに行き、教員が「聞く」という姿勢を作らないと、生徒の心は開かないということを理解し、実践されている先生です。
Dr. と中川マネージャーが提供している環境に働いている方々が「この人たちとなら一緒にやろう」と自然と心のうちから発生してきているのでしょう。先生たちの笑顔だけでなくインターンの方の笑顔も本当に良いですね。

Q.ありがとうございます。高校生の皆さんもすごく頼ってくれているので、改めて頑張らなければなと思います。

A.Howdyのインターンの皆さんは粒ぞろいだと思います。
食事は美味しいですね。美味しい物を口にすると人っていうのは笑顔になるので、そこを分かっている学校だと思います。連携している学校だなという印象です。皆さんで協力しあってHowdyを良くしようという空気が醸し出されていますね。

Q.これからも一同協力し、より良い学校にしていきます。本日はありがとうございました。

インタビューを終えて
内田副教頭先生がおっしゃっていた「社会性を身に着ける基本として必要な三本柱」は、大人になった私たちにも非常に重要なものだと考えます。その三本柱の構築を目指し、今回もまたHowdyでの留学を決意してくださりました。留学生徒のことを第一に思っていらっしゃる先生の教育論は、まさに今成長している生徒さんたちの姿に反映されていると思います。桜丘高等学校の更なる発展をお祈りしております。

この記事のインタビュアー

Mei

Mei

-インターン-

夏と海が大好きな祭女。セブ島絶賛探検中。

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