日本の英語教育を変えたい!オーストラリアとセブ留学、日本の教育を経験した彼女が語る、Howdyインターンだからこそ得られたもの。

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  • 年齢・職業
  • 期間
  • Ayaさん
  • 20代・インターン生
  • 24週間
Ayaさん

海外経験豊富!教育免許も持っているAyaさんがHowdyでのインターンを通じて学んだこと

――最初に簡単な自己紹介と海外に出てきたきっかけを教えてください。

Ayaです。海外に出るきっかけは、大学時代に就職活動をしていた時、「結局、私何がしたいんだろう」って考えたことです。

当時の私は、やっぱり周りの就活生たちのように動かないと不安だったのもあって、よく考えずにとりあえず同じ動きをしていたんだと思います。でもそこで立ち止まって考えて、留学をしてその「何か」を見つけてきて、その後新しいスタートをきっても遅くはないだろうって思いました。

留学前は、何がしたいのかわからない中でも、以前から興味のあった教育についてもっと学んでみたいって気持ちが強かったので、どうせだったら海外で英語も教育も両方学んでみようって気持ちでいました。

インターン生 24週間 Ayaさん インタビュー


――教員免許をお持ちなんですね。

はい。でも、教育実習の時に「私、全然足りてないな」って実感しました。英語を教えるのもそうだし、英語の能力そのものもそうだし。もし、こんな英語力や教育力のままで教育者になったら、私に教えられる生徒がかわいそうだなって思いました。

あと、前々から中学校や高校で英語を教えることに少し抵抗がありました。それは、中学校や高校では、どうしても受験英語から逃れられないからです。だから学校の授業は、受験のために翻訳や英文法に焦点があてられますよね。私は学生のころからずっとそれに疑問を持っていました。もちろんそれを否定するわけじゃなくて、文法の基盤とか、本当に大事なことなんだって今でも思いますし、中には、受験英語に焦点をあてながらも工夫して色々な形で英語教育を行う先生方もいます。でも、6年以上英語を学んでいるのに、多くの人が英語をつかうのに躊躇してしまうっていう現状はやっぱり問題ですよね。

それと、中学校や高校の先生は部活の監督や事務仕事もこなしながら、授業の準備、担任業務などもこなしています。先生って本当にすごいです。でも、そんな状況の中で、教材研究や授業の準備をする時間どこにあるんだろうって思いました。授業の準備がすごく大切なんだって実習中に身をもって感じたからこそ、日本の中学校・高校の在り方に疑問を覚えました。

だから、留学前は、自分の英語力を伸ばさなきゃっていうのもあったんですけど、海外の教育の在り方も知りたいなって気持ちも大きかったです。それで、私がもし将来教育者になるなら、もっといろんなスキル・経験・知識を持って、少しでも日本の英語教育の形を変えられたら!なんて大きいことを思っていました。

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――それで海外に出ることを決意されたのですね。

はい。でもそのときも教育をほんとに仕事にしたいのか分からない状態でしたね。海外に出てみたらいろいろ変わってくるんじゃないかなって、そういう気持ちもありました。

でも、まずはやってみようと思っていたTESOL(英語教授法)というものを学んでみることに決めました。最初は、オーストラリアの専門学校でTESOLを学ぶことを目標に、英語力強化のためメルボルンにある語学学校に通い始めました。

でも、結局はその後その専門学校のTESOLコースが人数不足のためなくなってしまったんです。

結構大きな挫折でしたよ。

それまではその専門学校を目標にプレゼンの仕方やレポートの書き方の勉強をしてきたので、これからどうしたらいいかかなり悩みました。それでもやっぱり英語教授法を学びに来たし、何かしらの形でそれを学んで帰りたいと思い他の学校を探しました。

そしてなんとか、TESOLを学べるカレッジをシドニーに見つけました。カレッジは専門学校とは違って期間が短いので、本来予定していたTESOLに加えてJ-shine(小学生英語指導者資格)を取りに2つのカレッジに行きました。

――それはどこかで活きましたか?

そうですね。オーストラリアから帰った後、やっぱり英語教育に携わりたいという気持ちから、1年間日本の民間のインターナショナルスクールのようなところで働いていました。そこは、保育園や学校終わった子たちを昼から放課後にかけて預かり、その中でバイリンガル教育をするという場所でした。これが、すごく新しいスタイルの英語教育の取り組みで、私がこれまでオーストらリアで学んできた知識も活かすことができて、子どもたちの成長も身近で実感できて幸せでした。

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――英語を教える立場にいた方がもう一回学ぼうと思ったのはなぜですか?

ネイティブの講師と一緒に働いているということや、バイリンガル教育を提供しているということもあって、職場ではほとんどの時間英語をつかって話していました。でも、私の限られた英語力で伝えたいことをきちんと伝えるには限界があって、うまく表現できない自分がもどかしく、苦しくなりました。1年間オーストラリアに行ってきたので、全くしゃべれないってことはないんですけど、恥ずかしいことに、まだまだ足りてない部分が多いんだなってところに気付きました。あと、もっと自分の英語力も上げないと、教育者として教えてあげられることも限られてきちゃうなって思ったんです。

自分の力を伸ばすのもそうですし、年齢的にも留学行けるのも最後かなと思っていたら、

Howdyでのインターンシップが見つかりました。オーストラリア留学で学校での勉強はさんざん経験してきてるし、英語を学ぶだけの留学はもうよくて、これからは「英語+なにか経験」を得たかったんです。他の国にも同じような制度はあったのですが、そこではインターンシップができるようになるまでに色んなステップを踏まなきゃいけなかったんです。限られた時間とお金をそこに費やすのはもったいないっていうのが私の考えだったので、そうなるとフィリピンのインターンが最適でした。

――なぜHowdyを選んだのですか?

セブでインターンを募集している語学学校はたくさんあったんですけど、Howdyは親子留学に力を入れているって書いてあって、私のこれまでの経験が少しでも活かせるんじゃないかなと思ったのがきっかけです。もうもらうだけの立場ではなく、私からもなにかを発信することができたらなと思っていました。

あとは、Dr.Tampusの存在も大きかったです。こんなに尊敬すべき教育者の下で勉強ができるのは、今後教育業に関わっていくにしても関わらないにしても、すごく価値のあることだなと思いました。実際、英語教授法のクラスに入らせてもらったり、Dr.Tampus直々に授業してもらったりして、改めて教育について深く考えさせられました。

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――Howdyで得たものは?

英語以外の事もたくさん学ばせてもらいました。まとめて言うのは難しいです。

英語力に関して言うと、正直すっごく伸びたとは言えないかもしれません。それでも明らかに言えるのは、言いたいことが正確に、かつ早く口にできるようになったということです。言いたいけどうまく言えないからって言葉にするのを躊躇していたことも、今では不器用な形でも伝えられるようになったので、そういった面では成長できたのかなって思っています。あとは、読むのが好きになりました。これまでは英文をただ見るのも嫌で、テストのリーディングパートも大の苦手だったんですけど、いつからかわからないけど

「あ、読めてる」「理解できてる」って思えるようになって、今では難しい専門的なもの以外はだいたい読めるし、何より読むのが楽しいなって思えるようになりました。それも進歩かなと思います。

英語以外でいうと、Howdyはまだまだ新しい学校なので、私が来たときはインターンとしてのかっちりした仕事というのは決まっていなくて、まずは手探りでやってみるといったことが多かったです。他の学校でインターンをしたら、「これをやってください」って言われることが多いのかなと思うんですけど、そういうのがまだない状態の中、「どうやったらうまくいくんだろう」「どれが良いんだろう」「どうやったらこのミスをなくせるのか」って考えてやっていくって、すごく面白くてやりがいがありました。難しい部分もあったけど、それをみんなで意見を出し合って考えて1番いいベストな形を見つけていくのは、楽しかったです。

あとは、頼まれて行う仕事もありましたが、細かいところまではオーダーされない分、自分なりに考えることを要求されました。例えば先生やスタッフの紹介ボードを作ってみたり、Howdyの売店で売られる商品のカタログの日本語版を作ってみたりとか、自分で考えてやってみて「いいね」って認められるとすごくうれしかったですね。私はこれまで、自分で考えて新しいものを作り上げていくということをあまりしてこなかったので、それはすごく貴重な経験でした。なにより、自分たちインターン生の意見も尊重してもらえる環境があったかくて好きでした。周りはいい人たちばかりです。

――インターンのアドバンテージはなんですか?

たくさんあります。でも英語面において一つ言うならば、学んだ英語を使う機会に恵まれていて、それがリアルな英語環境だというところです。

もちろん、留学をすると誰しも学校で英語を使うと思いますが、クラスから一歩外に出ても自分の使う英語果たして通用するのかっていうと、なかなか難しいところがあります。先生ははっきり綺麗にゆっくり話してくれますからね。でも一歩外に出ると、そんな風に話してくれる人たちばかりではありません。

周りにいるフィリピン人スタッフの話し方は、先生の話し方と違います。そういう人と話す機会があるというのも、インターンの魅力の一つです。英語を学び、それをアウトプットできる環境が必然的に得られるというのはインターンの特権ですよね。

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――今後の英語との付き合い方と目標はどうなっていきそうですか?

なんでもかんでも自分のやりたいことをやるっていう年齢でもないと思ったし、できないなって思いました。それでもやっぱり自分のやりたいことに近い形で、自分の経験が活かせることって何だろうって考えた時に、海外で勉強したい人・何かを学んだり経験したいと思っている人たちのサポートをしたいなと思いました。こうやって思うようになったのは、Howdyでの培った経験や、ここで出会ったすべての生徒さんたちのおかげです。

また教育に関しては、週末とか自分の空いた時間を使い、ボランティアで英語を教えるというような機会が持てればなと思います。

――ありがとうございました!これからの活躍に期待しています!

Howdy インターン 体験談